◎オッタビア・ピアーナさんはチームと一緒に洞窟を探索中、約5メートルに落下し、身動きが取れなくなった。
イタリア北部ベルガモの北東にある洞窟で女性探検家が負傷し、消防による救助活動が行われている。現地メディアが16日に報じた。
それによると、オッタビア・ピアーナ(Ottavia Piana、32歳)さんはチームと一緒に洞窟を探索中、約5メートルに落下し、身動きが取れなくなった。
ピアーナさんは14日の夕方、入り口から1キロほど進んだ未開の地点で落下。顔、腹部、膝などに複数の外傷を負った。
救助隊によると、ピアーナさんは隊員の呼びかけに応じているという。
ピアーナさんのチームは地表に戻った後、消防に通報。救助隊は15日未明に現地入りし、救助活動を開始した。
報道によると、ピアーナさんが落ちた地点は狭く、小型の爆発物を使って救助ルートを切り開いているという。
救助活動を指揮する消防士は地元メディアの取材に対し、「24時間体制で対応しているが、救助にどれだけの時間がかかるかは分からず、予断を許さない状況だ」と語った。