◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午前の時点で4万4330人、負傷者は10万4933人となっている。
レバノンの正規軍は28日、イスラエル軍がヒズボラとの停戦に数回違反したと発表した。
イスラエルとヒズボラの停戦(60日間)は27日の現地時間午前4時に発効。イスラエル軍は28日、ヒズボラが停戦協定に違反したため、攻撃したと主張した。死傷者の情報はない。
レバノン南部と首都ベイルートで市民が瓦礫をかき分け、家財を探す中、イスラエル軍はレバノン南部の夜間外出禁止令を延長した。
イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスへの攻撃を継続中だ。パレスチナ通信(WAFA)は28日、南部ハンユニスの避難所がドローン攻撃を受け、少なくとも3人が死亡したと報じた。
イスラエル軍は2カ月近くに渡ってガザ北部を包囲し、ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となり、各地で行方不明者の捜索が続いている。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は28日、ガザ北部に取り残された推定40万人の市民が危機状況に置かれていると警告した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午前の時点で4万4330人、負傷者は10万4933人となっている。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は28日午前の時点で3961人、負傷者は1万6520人。
WAFAによると、イスラエル軍はガザ南部ラファ近郊の複数の建物を空爆し、多くの死傷者が出たという。
AP通信はガザ当局者の話しとして、「イスラエル軍の28日の空爆・砲撃で少なくとも25人が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いている」と報じた。