◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は26日午前の時点で4万4249人、負傷者は10万4746人となっている。
2024年11月26日/レバノン、首都ベイルート、イスラエル軍の空爆で半壊した建物(AP通信)

イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は26日、レバノンの過激派ヒズボラとの停戦に合意したと発表した。

ネタニヤフ氏は声明で、閣議で停戦案を承認したと述べ、「この合意は我が国がイランの脅威に集中できることを意味する」と強調した。

イスラエル軍は26日もレバノン南部と首都ベイルートへの空爆を継続。この24時間で少なくとも31人が死亡した。ヒズボラもイスラエル領内へのロケット攻撃を再開した。

イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への攻撃も継続中だ。26日には少なくとも11人が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いている。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は26日午前の時点で4万4249人、負傷者は10万4746人となっている。

レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は26日午前の時点で3768人、負傷者は1万5699人。

ネタニヤフ氏は閣議後の声明で、「ヒズボラとの停戦協定をめぐって協議し、全閣僚にその旨を説明した」と語った。

またネタニヤフ氏は「この停戦は我が国がイランの脅威に集中できることを意味する」と強調。「我々は地域の様相を一変させた」と述べた。

さらに、ヒズボラが協定に違反した場合、イスラエルはそれ相応の対応をすると約束した。ヒズボラはコメントを出していない。

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