◎デング熱は蚊が媒介する疾患のひとつで、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔吐などの症状がみられる。熱帯地域の水源近くで蔓延することが多い。
デングウイルスを媒介する蚊(Getty Images)

テキサス州の公衆衛生局は25日、同州キャメロン郡でデング熱患者を確認したと明らかにした。

テキサス州の疾病対策センター(CDC)事務所によると、今年同州で確認されたデング熱患者はこれで106人になったという。死者は1人である。

今回キャメロン郡で感染した個人に渡航歴はなかった。CDCによると、テキサス州で現地感染を確認したのは今年初めて。

デング熱は蚊が媒介する疾患のひとつで、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔吐などの症状がみられる。熱帯地域の水源近くで蔓延することが多い。

デング熱の最も一般的な症状は痛み、吐き気、嘔吐、発疹を伴う発熱。症状は通常、蚊に刺されてから2週間以内に始まり、2〜7日間ほど続く。ほとんどの人は1週間ほどで回復する。

CDCによると、デング熱を予防する最善の方法は蚊に刺されないこと。

今年全米で確認されたデング熱患者は25日時点で4962人。昨年同時期を大きく上回っている。

その大部分が米領プエルトリコで確認されている。フロリダ州は53人、カリフォルニア州は15人となっている。

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