◎レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は22日午前の時点で3580人以上、負傷者は約1万5300人となっている。
イスラエル軍が22日、レバノン南部と首都ベイルート近郊を空爆し、少なくとも5人が死亡、数十人が負傷し、多くの建物が全壊した。
国営レバノン通信はイスラエル軍機がベイルート南部郊外の建物2棟にミサイルを撃ちこんだと報じている。死傷者の情報はない。
AP通信によると、ミサイルは人口密集地の商店、ジム、アパートが入った11階建てビルの真ん中に着弾したという。
この衝撃で建物は倒壊、道路に瓦礫が散乱した。
イスラエル軍の報道官はこの空爆に言及。X(旧ツイッター)への投稿で「ヒズボラの施設を攻撃すると警告し、対象地区から市民が避難するのを確認した後、標的を空爆した」と書き込んだ。
イスラエル軍はレバノン南部とベイルートの複数の地区に避難命令を出している。
イスラエル軍はこの空爆の後に声明を出し、「戦闘機がベイルート南部郊外への攻撃を完了した」と述べた。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は22日午前の時点で3580人以上、負傷者は約1万5300人となっている。