◎第73回ミス・ユニバース世界大会はメキシコで開幕し、16日のファイナルで勝者が決まる。
南アフリカのミス・ユニバース代表ミア・ルルーさん(Getty Images)

南アフリカミス・ユニバース代表ミア・ルルー(Mia Le Roux)さんが世界大会への出場を辞退した。現地メディアが14日に報じた。

第73回ミス・ユニバース世界大会はメキシコで開幕し、16日のファイナルで勝者が決まる。

ルルーさんは120人が出場した南アフリカ大会を制し、首都メキシコシティに移動。最終選考に向けた様々なイベントやリハーサルに参加していた。

ルルーさんは声明で、支持者やファンに謝意を示し、決断に理解を求めた。

南アフリカの地元メディアは以前、ルルーさんが体調を崩していると報じていた。

ルルーさんは辞退の理由を明らかにしていない。

ルルーさんは28歳。8月の南アフリカ大会で、聴覚障害を持つ女性として初めて戴冠し、歴史に名を刻んだ。

地元メディアによると、ルルーさんは1歳の時に高度難聴と診断され、それ以来、音を認識するためのインプラントを着用している。

南アフリカ代表は1978年、2017年、2019年の3回、ミス・ユニバース世界大会を制している。昨年の第72回大会はニカラグア代表のパラシオス(Sheynnis Palacios)さんが優勝した。

スポンサーリンク