◎ローマ、トリノ、ミラノ、フィレンツェ、バーリ、パレルモ、カリアリで集会が開催され、平和、軍縮、人権に取り組む数百の団体が参加した。
イタリアの7都市で26日、全世界の戦争の即時停戦を求める平和集会が開かれ、数万人が参加した。
参加者はウクライナ戦争、ガザ紛争、そして世界のすべての戦争・紛争の即時停戦を訴えた。
ローマ、トリノ、ミラノ、フィレンツェ、バーリ、パレルモ、カリアリで集会が開催され、平和、軍縮、人権に取り組む数百の団体が参加した。
今回の集会は中東における暴力の激化に呼応して行われた。デモ隊は世界情勢における国連の役割の低下を糾弾した。
ローマでは数千人のデモ隊がコロッセオ前で巨大なレインボーフラッグを掲げ、「戦争を止めよう」「今こそ平和の時だ」と叫んだ。
ローマ集会に参加した男性は地元テレビ局の取材に対し、「ウクライナでの戦争はもう何年も続いている。何もない。多くのウクライナ人とロシア人が死に、多くの兵士と多くの子どもたちが死んだだけだ」と語った。
ガザ、レバノン、イスラエルでも同じことが起きている。
ローマ集会の主催者はSNSに声明を投稿。「戦争で問題を解決することはできない」と強調した。「戦争はさらなる戦争をもたらし、武器はさらなる武器をもたらす。私たちは交渉、停戦、外交の道を選ばなければならない。これがこの集会からのメッセージだ」