◎爆発の原因は明らかになっていない。
アフガニスタン・カブールの市場で爆発があり、子供を含む11人が負傷した。現地メディアが23日に報じた。
爆発の原因は明らかになっておらず、タリバン暫定政権はコメントを出していない。
AP通信はカブール市内で医療支援を提供している人道支援団体エマージェンシーの話しとして、「爆発は市中心部の古着を販売する市場内で起きた」と伝えている。
それによると、3歳の女児と4歳の男児を含む11人が負傷し、うち成人の男性1人が重体だという。
現場はカブールの中で最も人口密度の高い場所のひとつ、シーア派教徒や貧困層が多く暮らす地区の中にある市場。
アフガンでは2021年8月の政変以来、イスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。
IS-Kはシーア派教徒や少数民族だけでなく、タリバンの治安部隊も標的にしている。
中部ゴール州で先月発生したISISによる少数民族ハザラ人への攻撃では14人が殺害された。