◎事件は4日の正午前に発生。6階の教室の窓に流れ弾が飛び込み、33歳の男性教師の右手に当たった。
米ニューヨーク市ブロンクス区の中学校の教室に流れ弾が飛び込み、教師の右手に当たった。警察が4日、明らかにした。
それによると、事件は4日の正午前に発生。6階の教室の窓に流れ弾が飛び込み、33歳の男性教師の右手に当たった。
ニューヨーク市警察(NYPD)はかなり離れた高台から発射されたとみて捜査している。
教師は手のひらにかすり傷を負ったものの、命に別条はなく、地元の病院で手当てを受け、その後退院した。
NYPDブロンクス区の責任者は記者会見で、「学校が狙われたとは考えていない」と語った。
それによると、警察官が教室に飛び込んだ銃弾1発を回収し、銃器の種類や放たれた場所などを調べているという。
責任者は記者団に対し、「周辺の建物を含む、対象の教室の窓から見える屋上や屋根が捜査の対象となる」と述べた。
この中学校は5日に始業式を予定していたため、事件当時、教室および学校敷地内に生徒はいなかった。