◎中南米の麻薬カルテルは米本土、他のカリブ海諸国、欧州などに麻薬を密輸する際、プエルトリコを中継地として利用している。
米税関・国境警備局(CBP)が米領プエルトリコの南東に位置するビエケス島にコカインを密輸しようとしたボートを拿捕し、3300万ドル(約47億4600万円)相当のコカインを押収した。CBPが4日、明らかにした。
それによると、ボートは巡視艇に追跡されながらもビエケス島の港に停泊し、数人が逃走。捜査官が船内を捜索したところ、約1670キログラムのコカインを発見したという。
プエルトリコ警察が逃走した数人を追跡している。
プエルトリコでは数日前に西部海岸沿いの町で260キロを超えるコカイン(末端価格500万ドル超)が押収されたばかりである。この事件では2人の米国市民が逮捕されている。
中南米の麻薬カルテルは米本土、他のカリブ海諸国、欧州などに麻薬を密輸する際、プエルトリコを中継地として利用している。