◎現場は州都アトランタ近郊のウィンザー市内にあるアパラチー高校の敷地内。
米ジョージア州ウィンダーのアパラチー高校で4日朝、銃撃事件が発生し、生徒2人と教師2人が死亡した。
捜査当局によると、14歳の容疑者が逮捕されたという。
9人が病院に搬送され手当てを受けている。ケガの程度は明らかになっていない。
現場は州都アトランタ近郊のウィンザー市内にあるアパラチー高校の敷地内。
逮捕された容疑者は同校の生徒とみられる。
捜査当局によると、通報から数分後、現場に到着した警察官が容疑者に遭遇。投降を促したところ、武器を捨てたという。
警察の責任者は記者団に対し、「容疑者は家庭裁判所ではなく、連邦裁に送られ、殺人罪で起訴されることになる」と語った。
銃声を聞いたという17歳の男子生徒はABCニュースの取材に対し、「化学の授業中に銃声が聞こえ、先生が様子を見に行った」と語った。
それによると、教師が教室を出てから数分後、別の教師が慌てた様子で教室に駆け込み、銃を撃っている人がいるからドアを閉めるよう言ったという。
教師がドアをロックし、生徒たちは部屋の後ろに退避した。生徒によると、外から悲鳴が聞こえたという。
ホワイトハウスは4日、バイデン(Joe Biden)大統領とハリス(Kamala Harris)副大統領がこの事件について説明を受けたと声明を出した。
バイデン氏は犠牲者に哀悼の意を表し、このような悲劇を防ぐためには銃規制が必要であると改めて訴えた。