◎これまでの記録は1993年の76日連続であった。
頭を冷やす女性(Getty Images)

アリゾナ州フェニックスの最高気温が3日、100日連続で華氏100度(摂氏37.77度)に到達した。

専門家によると、この恐ろしい記録は地球温暖化がもたらしたものであり、少なくともあと数日は記録を更新し続けるとみられる。

これまでの記録は1993年の76日連続であった。

国立気象局(NWS)はX(旧ツイッター)に声明を投稿。フェニックスの市民に対し、「熱中症のリスクを高める危険な高温はしばらく続く」と警告した。

またNWSは「この記録は今後も続くと予想され、現在のところ終わりが見えない 」と書きこんだ。

フェニックスで華氏100度を最初に観測したのは5月27日。それ以来、うだるような暑さが続いている。

NWSによると、この気温は市内の空港の日陰で測定しているという。

フェニックスは昨年、華氏110度(摂氏43.33度)以上の気温を54日間記録した。

現地メディアによると、フェニックスと周辺地域の4~6日の気温は華氏105~114度と予想されている。

NWSは声明で、「不要不急の外出を控え、水分補給を忘れず、日中は屋内の涼しい場所で過ごすなど、スマートな暑さ対策を実践してください」と述べた。

西部カリフォルニア州からノースダコタ州まで、8つの州で山火事のリスクが高まっているとして、高温・山火事警報が発令されている。

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