◎フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海・アデン湾の船舶を攻撃すると宣言。イスラエルと関係のない船舶も被害を受けている。
イエメン、首都サヌア、シーア派武装勢力フーシの戦闘員(Hani-Mohammed/AP通信)

イエメン親イラン武装組織フーシ派が紅海の民間船舶にドローン攻撃を仕掛けたとみられる。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)が23日、明らかにした。

それによると、攻撃は反体制派が支配する西部ホデイダの沖合で発生。フーシ派の支配地域から飛来したドローンが中国・青島に向かっていたリベリア船籍のコンテナ船を攻撃したという。

UKMTOは声明で、「コンテナ船は被害を受けたが、乗組員にケガはない」と述べた。被害の程度は不明である。

民間警備会社Ambreyもリベリア船籍のコンテナ船が攻撃を受けたと報告した。

フーシ派は犯行声明を出していない。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海・アデン湾の船舶を攻撃すると宣言。イスラエルと関係のない船舶も被害を受けている。

米政府は22日、この海域で警戒任務に当たっていた空母アイゼンハワーに帰国を命じた。

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