◎フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海・アデン湾の船舶を攻撃すると宣言。イスラエルと関係のない船舶も被害を受けている。
米中央軍(CENTCOM)がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の軍事用レーダーサイトを空爆した。現地メディアが15日に報じた。
米海軍は第二次世界大戦以来、最も激しい攻撃に直面している。
フーシ派は紅海とアデン湾の商船に対する攻撃を続け、世界の海運に大きな影響を与えている。
AP通信によると、CENTCOMはフーシ派の攻撃で商船が炎上し、船員1人が行方不明になったことを受け、イエメン領内にある7つのレーダー基地を空爆した。
CENTCOMはその後、フーシ派が支配する地域にある7つのレーダー基地を破壊したと声明を出したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
またCENTCOMはこう強調した。「このレーダー基地はフーシ派が船舶を標的にし、危険にさらすことを可能にするものである」
APは政府高官の話しとして、「紅海で監視任務にあたる空母は爆弾を積んだドローン船2隻と、フーシ派が海上で発射したドローンも破壊した」と伝えている。
フーシ派はCENTCOMの空爆に関する声明を出していない。
フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海・アデン湾の船舶を攻撃すると宣言。イスラエルと関係のない船舶も被害を受けている。