◎コビトカバはアフリカ西部の沼地や熱帯雨林に生息する。野生の個体数は2500頭ほどで推定され、絶滅危惧種に指定されている。
2024年1月15日/トルコ、首都プラハ郊外の動物園、コビトカバの親子(Petr David Josek/AP通信)

チェコの動物園で生まれた希少なコビトカバのオスが15日、初めての写真撮影に臨み、観客を喜ばせた。

地元メディアによると、このコビトカバはプラハ郊外の動物園で先月生まれ、「マイコラス」と名付けられたという。

体調は良好で、母親と同じ展示室に入り、動物園デビューを飾った。

マイコラスは母親に見守られながら、室内のウロウロし、人工池に入ったり、草をハムハムして観客を笑わせた。

コビトカバはアフリカ西部の沼地や熱帯雨林に生息する。野生の個体数は2500頭ほどで推定され、絶滅危惧種に指定されている。

飼育下での繁殖も簡単ではないようだ。昨年、世界の動物園で誕生したコビトカバはわずか12頭で、その全てが生き残ったわけではない。

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