◎火事は1階の家具店で発生。瞬く間に燃え広がり、他の店舗に延焼した。
パキスタン南部カラチの数階建て商業ビルで火災が発生し、少なくとも3人が死亡、1人が負傷した。地元当局が6日、明らかにした。
それによると、火事は1階の家具店で発生。瞬く間に燃え広がり、他の店舗に延焼したという。
カラチ市長室はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「火災は数時間後に鎮火し、消防と警察による調査が進行中である」と書き込んだ。
ソーシャルメディアで共有された動画にはビルの上階から空に向かって炎が吹き上がるところが映っていた。
出火原因は明らかになっていない。
カラチの人口は約1500万人。パキスタンの最大都市であり、このような火災が頻発している。
市内のショッピングモールで先月末に発生した火災では11人が死亡。今年4月に縫製工場で発生した火災では消防士4人が死亡、12人が負傷。2021年8月の化学工場火災では10人が死亡した。
市内の縫製工場で2012年に発生した大規模火災では工場内に閉じ込められた従業員約260人が死亡している。