◎首都ソフィアではバンを運転していた男性が倒木に衝突し死亡。黒海沿岸の都市バルナでは女性が倒木に巻き込まれ死亡した。
ブルガリアの広い範囲で大荒れの天気となり、少なくとも2人が死亡した。地元当局が19日、明らかにした。
気象当局によると、黒海沿岸の都市バルナを含む東部地域で雪と風が強まり、数千世帯が停電したという。
地元テレビ局は東部地域が11月にこのような暴風雪に見舞われたのは初めてと伝えている。
バルナの自治体は住民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。
報道によると、バルナの全域で停電が発生したという。19日午後の時点で数千世帯が停電し、復旧の目途は立っていないようだ。
バルナの郊外では主要道路が倒木の影響で通行止めとなり、数十台の車が立ち往生している。
バルナ国際空港は欠航や遅延が出ていると報告。利用者にホームページなどで最新の運航状況を確認するよう呼びかけた。
首都ソフィアではバンを運転していた男性が倒木に衝突し死亡。バルナでは女性が倒木に巻き込まれ死亡した。
気象当局は19日から20日にかけて東部の広い範囲で大荒れの天気が続くと警告。秒速25~30メートルの風が吹き、一部地域では大雪になる可能性があるとした。