◎事故は現地時間午後3時30分頃に発生。貨物列車が旅客列車の後部に衝突した。
バングラデシュ北部キショレガンジュ県で貨物列車と旅客列車が衝突し、少なくとも15人が死亡、多数の負傷者が出た。地元当局が23日、明らかにした。
それによると、事故は現地時間午後3時30分頃に発生。貨物列車が旅客列車の後部に衝突したという。
消防の担当者は記者団に対し、「これまでに15人の遺体を収容し、死傷者はさらに増える可能性がある」と語った。
旅客列車は首都ダッカに、貨物列車は第2の都市チッタゴンに向かっていた。
消防によると、旅客列車にはまだ多くの乗客が閉じ込められており、消防による救助活動が続いているという。
鉄道当局はこの事故を受け、国内全ての旅客列車の運行を停止した。
事故の原因は明らかになっておらず、警察が捜査に当たるものとみられる。
バングラでは鉄道事故が多発しており、その主な原因は信号システムの不備、踏切と線路の異常、ヒューマンエラーである。