◎気象台は気温が上がる午後の外出を控え、水をたくさん飲み、ゆったりとした服を着るよう促した。
2024年5月18日/インド、首都ニューデリー、水を飲むタクシー運転手(ロイター通信)

インド北部の一部地域で気温が急上昇し、首都ニューデリーでは高温警報が発令された。

気象台は18日、今後数日間は北部全域で熱波が続くと予想。いくつかの州に熱中症警戒情報を出した。

ニューデリーの17日の最高気温は47度を記録。近隣のパンジャブ州、ハリヤナ州、ラジャスタン州でも気温が上昇し、今後数日間は高い状態が続くと予想されている。

気象台は気温が上がる午後の外出を控え、水をたくさん飲み、ゆったりとした服を着るよう促した。

北部の気温上昇は6週間続く総選挙の時期と重なった。

専門家は人々が投票をするために長い列を作ったり、候補者が屋外で選挙活動を行ったりすることで、熱中症などの健康リスクが高まる可能性があると懸念している。

西部マハラシュトラ州では先月、選挙集会で演説中の大臣が暑さのために失神した。

モディ(Narendra Modi)首相はニューデリーの投票に先立ち、18日午後に数万人規模の集会を開く予定だ。

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