◎投票は現地時間午後5時に締め切られた。最初の開票状況は数時間後に判明する予定だ。
2024年5月19日/ドミニカ共和国、首都サントドミンゴの投票所(AP通信)

中米・ドミニカ共和国で19日、総選挙が行われた。

大統領選をリードしているのは現職のアビナデル(Luis Abinader)大統領。地元メディアによると、アビナデル氏の得票率は50%を超える可能性があるという。

50%に届かない場合は上位2人の決選投票に移行する。

議会選(一院制、定数31)も政府与党が有利とみられる。

投票は現地時間午後5時に締め切られた。最初の開票状況は数時間後に判明する予定だ。

一部の地元メディアは2020年の市議選が技術的な不具合によリ中止となった問題と同じようなトラブルが起きるのではないかと懸念を示した。

報道によると、現時点で選挙管理委員会のシステムなどに不具合は見られず、開票作業は順調に進んでいるとみられる。

首都サントドミンゴの小学校で午前7時過ぎに投票した男性はAP通信の取材に対し、「投票することが大切だ」と語った。

最新の世論調査によると、選挙の最大の争点は隣国ハイチの暴力とそれに伴うハイチ人の大量流入。移民対策に力を入れる候補が支持を集めているという。

スポンサーリンク