◎殺害されたのは女性11人と男性1人。被告はさらに2人を殺害したと認め、警察が捜査を続けている。
ルワンダ、首都キガリ(Getty Images)

東アフリカ・ルワンダの殺人鬼が14人を殺害したと法廷で認めた。地元メディアが21日に報じた。

それによると、カズング(Denis Kazungu、34歳)被告は21日に首都キガリの地方裁判所に出廷し、殺人、レイプ、強盗を含む複数の罪を認めたという。

殺害されたのは女性11人と男性1人。被告はさらに2人を殺害したと認め、警察が捜査を続けている。2人の遺体は見つかっておらず、性別も不明。

地元メディアによると、被告は法廷に入る際、不敵な笑みを浮かべ、審理の間、判事の話しを黙って聞いていたという。

被告は公判に弁護士を同席させず、26日に再出廷する予定である。

検察は被告がキガリの飲食店から被害者を自宅に誘い込み、殺害したと主張している。

被害者の身元は公表されていない。被告の自宅から逃げ出すことに成功したと証言する女性が地元メディアの取材を受けているが、事実か否かは不明である。

検察によると、被告は正体を隠すために偽名を使っていたという。

被告は一軒家を借りていた。警察はこの貸家の大家から「被告は数カ月間家賃を払っておらず、敷地に近づくことも許さない」と助けを求められ、その後、敷地内で遺体が見つかった。

被告は既婚者とみられ、家を少なくとも2軒借りていたようだ。また被告はオートバイのスペアパーツ店を経営していたとされる。

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