◎バングラデシュの道路交通法は緩く、乱暴な運転やスピード超過による死亡事故が多発している。
2023年3月19日/バングラデシュ、首都ダッカ郊外、事故を起こしたバスの残骸(Jibon Ahmed/AP通信)

バングラデシュの警察当局は19日、首都ダッカ郊外でバスが路肩から転落し、少なくとも19人が死亡、20人以上が負傷したと発表した。

当局によると、このバスは南西部クルナからダッカに向かう途中だったという。

地元警察の広報担当はAP通信の取材に対し、「バスは何らかの理由でコントロールを失い、道路を外れて数メートル下に転落・大破した」と語った。

APによると、救助隊はバスの運転手を含む14人の死亡を現場で確認したという。負傷者の容体は明らかにされていない。

地元テレビ局は目撃者の話を引用し、「バスは緩やかなカーズを曲がり切れず、路肩から下の道路に転落し、粉々になった」と報じている。

バングラデシュの道路交通法は緩く、乱暴な運転やスピード超過による死亡事故が多発している。警察の統計によると、交通事故の年間死者数はこの数年、8000人前後で推移している。

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