◎爆発は今月10日の午前4時頃に発生した。
2022年12月11日/チャネル諸島、ジャージー島の住宅地、アパート爆発・火災現場(Aaron Chown/PAメディア/AP通信)

王室属領のチャネル諸島当局は26日、今月初めに発生したアパートの爆発事故で負傷した女性(73歳)が亡くなったと発表した。

これでこの事故の死者数は10人となった。

爆発は今月10日の午前4時頃に発生した。現場は島の南部に位置するセントヘリアの住宅地にある3階建てアパート。

女性は爆発したアパートの隣に住んでいた。当局によると、医療機関で治療を受けていたが、25日に亡くなったという。

爆発の原因はまだ明らかになっておらず、警察が捜査を進めている。

ジャージー警察のスミス(Robin Smith)署長は声明で、「すべての犠牲者と遺族に思いを寄せている」と述べ、改めて哀悼の意を表した。

警察によると、犠牲者の遺族は特別な訓練を受けた専門家の支援を受けているという。

周辺住民は爆発前にガス臭がすると警察に通報していたと報告されている。

この地域にガスを供給しているアイランド・エネジー(Island Energy)は11日の声明で、「消防と協力して確認作業を進めている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

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