◎公営カナダ放送協会(CBC)などによると、州警察は22日の午後4時前に空港から、フェリーターミナルに持ち込まれた不審な小包を調査するよう要請を受けたという。
カナダの警察当局は22日、オンタリオ州トロントの空港に爆発物が持ち込まれた可能性があるという通報を受け、2人を拘束したと発表した。
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港によると、この影響でターミナルの一部が閉鎖を余儀なくされたという。フライトにも影響が出たと報告されている。
州警察は2人の身元と認否を明らかにしていない。
公営カナダ放送協会(CBC)などによると、州警察は22日の午後4時前に空港から、フェリーターミナルに持ち込まれた不審な小包を調査するよう要請を受けたという。
トロント警察はツイッターに、「爆発物が入っているとみられる小包を調べている」と投稿したが、詳細は明らかにしていない。
CBCによると、フェリーターミナル近くの住民も避難を余儀なくされたという。
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港は市中心部の南に位置するトロントアイランドにあり、エア・カナダ社とポーター航空が地域便を運航している。
同空港によると、この騒動で滑走路が閉鎖され、エア・カナダの2便がオンタリオ州のハミルトン国際空港に迂回したという。
ターミナル内に隔離された乗客は水上タクシーで避難したと伝えられている。
同空港はツイッターに、「空港に続くトンネルと水上タクシーは現在利用できない」と投稿している。CBCによると、空港周辺の道路も閉鎖されたという。
トロント市長は22日、「爆弾騒ぎが信じられない混乱を引き起こしている」とツイートし、市民に忍耐を呼びかけた。