◎現場は首都サンサルバドルの南約18kmに位置する集落。
エルサルバドル当局は22日、首都サンサルバドル郊外で土砂崩れが発生し、これまでに7人の死亡を確認したと発表した。
現場はサンサルバドルの南約18kmに位置する集落。当局によると、この地域では4日前から雨が降り続いていた。
地元警察の報道官はAP通信の取材に対し、「子供3人を含む7人の死亡を確認した」と述べた。土砂崩れに巻き込まれた家は2軒と伝えられている。
このうち1軒の5人家族は全員死亡した。この家族の親族とみられる男性はAPに、「土砂は家を完全に覆い尽くしていた」と語った。
この家の近くで発生した別の土砂崩れに巻き込まれた2人は医療機関に搬送されたものの、死亡した。
政府は沿岸部の29の自治体と東部サンミゲル県の全自治体に緊急避難情報を出し、身の安全を守るよう呼びかけている。
また政府は都市部でも洪水が発生する可能性があると警告し、避難指示が出た際は速やかに高台に避難するよう呼びかけた。