◎現場はエレバン近郊の市場近くにある花火が保管されていた倉庫兼工場。
アルメニア当局は15日、首都エレバン近郊の花火倉庫で発生した爆発と火災について、これまでに7人の死亡を確認し、60人以上が負傷したと発表した。
現場はエレバン近郊の市場近くにある花火が保管されていた倉庫兼工場。爆発は14日の正午過ぎに発生した。
救助隊とボランティアは残骸を工場の外に運び出し、遺留品がないか調べている。
AP通信によると、火災は鎮火したが、消防隊は燃え残った火薬が残っている可能性を考慮し、水をかけながら残骸を調べているという。
消防は14日に2人の死亡を確認し、さらに5人の遺体を回収した。報道によると、負傷者は61人に達し、工場で働いていたとされるイラン人5人とロシア人1人を含む少なくとも21人と連絡が取れていないという。
消防は声明で、「死傷者は増加する可能性が高い」と述べている。
一方、火元は明らかにされていないが、当局はテロ攻撃を否定している。