五輪の炎がアフリカに、セネガルで初のオリンピック競技大会開催へ
大会は10月31日から11月13日まで開催される。
.jpg)
セネガルの首都ダカールに12日、2026年ダカール・ユースオリンピックの聖火が到着した。音楽やダンスが披露される中、100人の女性による行進も行われ、アフリカ大陸で初めて開催される五輪競技大会へのカウントダウンが本格的に始まった。大会は10月31日から11月13日まで開催される。
聖火はギリシャの首都アテネを10日に出発。五輪の伝統に従い、パラボラ鏡で太陽光を集めてともされた後、パナシナイコ・スタジアムでセネガル側に引き渡された。ダカールでは大西洋を望む広場「アフリカ記念館広場」に数百人が集まり、セネガルのバスケットボール界のレジェンド、マメ・マティ・ムベンガ(Mame Maty Mbengue)さんが聖火台に火をともした。
式典では、ウォロフ語で王妃や王族の女性を意味する「リンゲール」と呼ばれる女性100人が聖火を運んだ。オレンジと金色の伝統衣装をまとった女性たちの行進は、セネガルの女性と世代間の価値の継承を象徴するものとなった。
国際オリンピック委員会(IOC)のコベントリー(Kirsty Coventry)会長はダカール大会について、セネガルとアフリカにとって「誇りとなる瞬間」と強調した。アフリカで五輪の競技大会が開催されるのは初めてであり、これまで開催地となってきた欧州やアジア、米州などとは異なる地域に五輪の舞台を広げる歴史的な大会となる。
聖火は14日からセネガル国内を巡る。14の地域を通過する約3600キロの聖火リレーが予定され、400人を超える走者が参加する見通しだ。聖火は10月末にダカールに戻り、開会式で再び聖火台にともされる。
ダカール大会には15~18歳の若手選手約2700人が参加し、ダカール、ディアムニアディオ、サリーの3地域で35競技が行われる。2010年にシンガポールで始まったユースオリンピックがアフリカで開催されることで、今回の大会は競技だけでなく、アフリカの若者が国際的なスポーツの舞台で存在感を示す機会にもなる。
