◎ケニアではスピード違反による交通死亡事故が頻発している。
2022年7月24日/ケニア、中部メル郊外の道路(Getty Images)

ケニアの警察当局は24日、中部メル郊外を走行していたバスが橋から川に転落し、少なくとも21人が死亡したと発表した。

地元メディアによると、事故は24日の現地時間午後6時頃に発生した。現場はメルと首都ナイロビを結ぶ高速道路。乗客数は明らかにされていない。

警察の報道官はAFP通信の取材に対し、「バスのブレーキに不具合が発生した可能性がある」と述べた。

現場で支援に当たった赤十字職員によると、救助活動は日没のため中断されたという。

救助隊の広報担当は地元メディアのインタビューの中で、「死者数は増加する可能性が高い」という見方を示した。

国営KBCは警察筋の話を引用し、「現場にブレーキ痕はなかった」と報じている。

ケニアではスピード違反による交通死亡事故が頻発している。地元メディアによると、バスやトラック運転手は狭い道でも高速道路並みの速度で走行することが多いという。

今月8日にはナイロビの沿岸沿いの高速道路でバスがクラッシュし、少なくとも20人が死亡した。

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