ギニア議会選挙、大統領率いる与党連合が過半数獲得
今回の選挙は地方議会選挙と同時に実施され、議会選挙の投票率は52.87%、地方選挙の投票率は58.51%だった。
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アフリカ西部・ギニアで実施された議会選挙で、ドゥンブヤ(Mamady Doumbouya)大統領を支持する政党が過半数の議席を獲得する見通しとなった。選挙管理当局が5日に公表した暫定結果によると、与党系の連合GMDとその同盟勢力は定数147議席のうち少なくとも100議席を確保した。これにより、2021年の軍事クーデターで政権を掌握したドゥンブヤ氏の権力基盤は一段と強化される見込みだ。
今回の選挙は地方議会選挙と同時に実施され、議会選挙の投票率は52.87%、地方選挙の投票率は58.51%だった。議席配分の最終確定にはなお時間を要するものの、与党連合が他勢力を大きく引き離していることから、議会運営において主導権を握ることは確実視されている。
ドゥンブヤ氏は陸軍特殊部隊の元司令官で、2021年9月に当時のコンデ(Alpha Conde)大統領を追放した。その後は軍政を率いながら政治移行を進め、2025年末に実施された大統領選挙で当選、7年の任期を獲得した。野党側は選挙の公正性に疑問を呈し、権力集中への懸念を強めている。
今回の議会選挙を巡っても、公平性を疑問視する声が上がっている。主要野党の多くは選挙への参加を認められなかった。軍政は今年3月、法的義務を果たしていないとして40の政党を解体、その中にはコンデ氏や有力野党指導者の政党も含まれていた。結果として、与党に対抗できる勢力が選挙から排除された形となった。
亡命中の野党指導者たちは軍政による政党解体を「民主主義への攻撃」と批判し、ドゥンブヤ政権への抵抗を呼びかけている。一方、軍側は法令に基づくもので、対象となった政党は財務報告書の提出など必要な義務を履行していなかったと主張している。
選挙管理当局によると、各政党には結果に対する異議申し立てのため8日間の猶予が与えられており、その後に司法機関による審査を経て最終結果が確定する。もっとも、暫定結果の段階で与党連合が圧倒的優位に立っていることから、議席構成が大きく変わる可能性は低いとみられている。今回の勝利により、ドゥンブヤ氏は大統領職に続いて議会でも安定多数を確保し、政治・経済改革を進める体制を整えた。一方で、野党排除や民主的手続きの後退を懸念する国内外の声は今後も続くとみられ、ギニアの民主化プロセスが真に定着するかどうかが大きな課題となっている。
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