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南アフリカの高速道路でバス横転、16人死亡、20人負傷

事故は西ケープ州近郊のN1高速道路で発生した。
2026年7月2日/南アフリカ、西ケープ州、事故を起こしたバスと当局者(AP通信)

南アフリカの西ケープ州で2日未明、東ケープ州へ向かっていた長距離バスが高速道路で横転し、少なくとも16人が死亡、20人が負傷した。当局によると、バスには乗客78人が乗車、負傷者は近郊の病院に搬送された。

事故は西ケープ州近郊のN1高速道路で発生した。警察によると、運転手が配送車との衝突を避けようとして急ハンドルを切った結果、制御を失い横転したとみられる。警察が関係者から話しを聞いている。

警察は当初、死者を9人と発表していたが、その後、16人に訂正した。消防と警察が乗客を救助し、負傷者の搬送や身元確認を行った。

冬季を迎えた南アでは濃霧や煙、路面凍結などによる交通事故が多発している。当局はドライバーに対し、速度を控え、十分な車間距離を確保するなど慎重な運転を呼びかけていた。前日にはリンポポ州でマラウイ人乗客を乗せて国境へ向かっていたバスが横転し、運転手が死亡する事故が起きている。相次ぐ重大事故を受け、道路交通の安全対策や車両運行管理の在り方が問われる事態となっている。

南アでは長距離バスが都市間移動の主要手段となっている一方、道路環境や車両整備、運転手の労働環境などが安全性に影響を与えているたびたび指摘されてきた。今回の事故でも、運転操作だけでなく道路状況や気象条件を含めた総合的な検証が行われる見通しで、調査結果は今後の再発防止策の検討材料となる。

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