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ロープジャンプ中の事故で21歳女性死亡、3人逮捕 ブラジル

フレイタスさんは観光客向けのロープジャンプに参加し、両腕を広げた「飛行機スタイル」でのジャンプを希望していたという。
ブラジル、ロープジャンプ中の事故で死亡した女性(AP通信)

ブラジル南東部サンパウロ州で14日、ロープジャンプ中の安全管理ミスにより転落死した21歳女性の葬儀が営まれた。事故の瞬間を捉えた映像がSNSで拡散され、国内外で衝撃が広がっている。警察は業務上過失致死の疑いで3人を逮捕し、捜査を進めている。

死亡したのはロドリゲス・デ・フレイタス(Maria Eduarda Rodrigues de Freitas)さん。事故はサンパウロ州リメイラ近郊にある廃橋で13日に発生した。フレイタスさんは観光客向けのロープジャンプに参加し、両腕を広げた「飛行機スタイル」でのジャンプを希望していたという。

目撃者が撮影した映像には、ヘルメットを着用した2人のインストラクターがフレイタスさんを抱え上げ、そのまま高さ約40メートルの橋から放り出す様子が映っている。しかし、落下直前になって周囲から「ロープを付けていない」と叫ぶ声が上がり、フレイタスさんは安全装置につながれていない状態で転落したとみられる。救助隊が現場に駆け付けたが、その場で死亡が確認された。

ロープジャンプは弾性ロープを使って上下に跳ね返るバンジージャンプとは異なり、伸縮性の低いクライミングロープを用いて振り子のように大きく揺れるスポーツである。今回の事故では、本来装着されるべき安全ロープが接続されておらず、基本的な安全確認が行われていなかったとの指摘が出ている。

警察は運営会社に関係する複数の人物を事情聴取し、このうち少なくとも3人を逮捕。危険性を認識しながら行為に及んだ疑いも視野に入れ、刑事責任の有無を調べている。地元では無許可営業や安全管理体制の不備を問題視する声も上がっている。

事故映像はインターネット上で急速に拡散され、多くの利用者が「防げたはずの悲劇」「信じられないほどの怠慢」と批判が相次いだ。若い命が失われた今回の事故は、過激なアクティビティーにおける安全管理の重要性を改めて浮き彫りにした。

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