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米ミシシッピ州女性死亡事件、51歳男逮捕、殺人と断定、警察が追加逮捕へ

フォーチュンさんは8月3日、ジャクソン市内の空き家の裏手で、木に吊るされた状態で発見された。
2026年9月8日/米ケンタッキー州マリオン、死亡した女性の遺影と母親(AP通信)

ミシシッピ州ジャクソンで、木に吊るされた状態で見つかった黒人女性タシア・フォーチュン(Tasia Fortune、29歳)さんの死亡事件について、警察は9月11日、51歳の男を殺人容疑で逮捕したと明らかにした。

州の検視当局がフォーチュンさんの死を自殺ではなく殺人と断定したことを受けたもので、警察は事件が単独犯によるものとはみておらず、今後さらに逮捕者が出る可能性を示している。

フォーチュンさんは8月3日、ジャクソン市内の空き家の裏手で、木に吊るされた状態で発見された。

ジャクソン警察によると、逮捕されたのは同市在住のジャークス・ラトリフ(Jacques Ratliff)容疑者で、警察官が路上で発見・身柄を確保した。警察は容疑者がフォーチュンさんと何らかの「関係」を持っていたと説明しているが、詳細は明らかにしていない。動機や犯行に至った経緯も現時点では公表されていない。

ジャクソン警察の署長は11日、ラトリフ容疑者の逮捕について、「捜査における重要な進展」と位置付けた。一方で、「事件はまだ終わっていない」と強調し、捜査員が証拠を追っているとして追加逮捕を予告した。州検視当局が9月10日夜に殺人と断定したことで、警察はすでに取得していた逮捕状などを執行できるようになったという。

フォーチュンさんの母親クリスティ・スパイビー(Christy Spivey)さんはAP通信の取材に対し、警察から容疑者の逮捕を知らされた際、感謝を伝えたと語った。一方で、警察から犯行動機やDNA鑑定が逮捕につながったのかについて説明はなく、「まだ多くの疑問が残っている」と話した。スパイビーさんは娘が自ら命を絶ったとは考えておらず、今回の捜査によって事件の真相が明らかになることを望んでいる。

フォーチュンさんは4人の子どもの母親で、かつて長距離走の選手として活躍した。幼少期は里親制度の下で暮らし、高校時代に複数の施設を転々とした後、ミシシッピ州へ移り住んだ。

今後の焦点はラトリフ容疑者とフォーチュンさんの関係、犯行動機、そして追加の逮捕者が出るかどうかに移る。警察は引き続き証拠を精査し、事件の全容解明を進める方針だ。

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