◎世界のカカオの約70%はアフリカ西部で栽培されたカカオ豆から生産されているが、過去2年間、異常気象の影響でカカオ豆が不作となり、供給量が激減、価格高騰を招いた。
ハロウィーン(10月31日)まであと3週間。米国のキャンディーやチョコレートの値段が恐ろしく高騰している。
米銀大手ウェルズ・ファーゴが今週公表したレポートによると、キャンディーとチョコレートの価格上昇はカカオ豆の不足によるもの。世界全体の生産量は昨年比で14%減少すると予想されている。
世界のカカオの約70%はアフリカ西部で栽培されたカカオ豆から生産されているが、過去2年間、異常気象の影響でカカオ豆が不作となり、供給量が激減、価格高騰を招いた。
ウェルズ・ファーゴによると、今年のハロウィーン・シーズン、米市民はキャンディーに約35億ドルを費やすと予想されている。
小売り大手ウォルマートは現在、リースやキットカットが入った125ピースのキャンディーとチョコレートの袋をそれぞれ15ドルで販売している。
アマゾンもホリデーセール中。トゥッティーロールやドッツなどの人気キャンディーが入った袋を15ドルで販売している。