夜勤を終えた看護師、ひき逃げ事故で死亡、NY市で安全対策求める声
看護師は重傷を負い、勤務先の病院に緊急搬送されたが、その後死亡した。
-1.jpg)
米ニューヨーク市ブルックリンで、夜勤を終えて帰宅途中だった28歳の女性看護師が車にはねられ死亡した。
事故は8月29日の午前7時40分前、ブルックリン区の交差点で発生した。警察によると、看護師は道路を横断していた際、南方向へ走行していた黒色のキャデラックにはねられた。
看護師は重傷を負い、勤務先の病院に緊急搬送されたが、その後死亡した。病院は声明で、亡くなった看護師と遺族に哀悼の意を表した。事故現場にいた目撃者によると、車はかなりの速度で走行していたとみられる。
事故後、キャデラックの運転手は現場から逃走した。警察は現在も運転手の行方を追っているが、8月31日時点で逮捕の情報はない。現場付近の防犯カメラ映像には黒色のキャデラックがサード・アベニューを南へ走り去る様子が映っていた。
今回の事故を受け、現場周辺の交通安全対策を強化するよう求める声も強まっている。地元当局によると、ブルックリン・クイーンズ高速道路の下を通るサード・アベニューの約2マイルの区間では2014年以降、歩行者と自転車利用者合わせて11人が死亡している。このうち歩行者は6人、自転車利用者は5人に上る。
さらに、2020年にも今回亡くなった看護師の勤務先に所属する別の看護師が、夜勤を終えて自転車で帰宅中、今回の事故現場から数ブロック離れた場所で車にはねられ死亡している。
NY市は2023年、この道路区間の再設計案を示したものの、現在まで実施されていない。地元の交通安全団体は今回の事故を受け、市に対して安全対策を速やかに進めるよう要求している。
