米ケンタッキー州で銀行強盗殺人事件、18歳容疑者逮捕
逮捕されたのはブレイリン・ウィーバー(Braelin Weaver)容疑者で、連邦当局などが詳しい経緯を調べている。
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米南部ケンタッキー州ベリアで4月30日午後に発生した銀行強盗について、捜査当局は5月1日、従業員2人を射殺したとされる18歳の男を逮捕したと明らかにした。
それによると、逮捕されたのはブレイリン・ウィーバー(Braelin Weaver)容疑者で、連邦当局などが詳しい経緯を調べている。
事件は4月30日の午後2時ごろ、ベリア市内の銀行支店で起きた。当局によると、容疑者はフード付きパーカーや手袋、マスクで顔を隠した状態で入店し、直後に男性と女性従業員を銃撃した。2人はいずれもその場で致命傷を負い、搬送先で死亡が確認された。
当時、店内には客もいたとみられるが、負傷者は報告されていない。犯行後、容疑者は現場から逃走、警察が直ちに周辺地域の封鎖や警戒態勢を敷いた。地元警察に加え、州警察や連邦捜査局(FBI)などが合同で捜索に当たり、ドローンやヘリコプター、警察犬を投入した大規模な追跡が行われた。
その後の捜査で、容疑者は防犯カメラ映像や車両情報などから特定され、高速道路上で警察の追跡を受けた。報道によると、容疑者は時速200キロを超える高速走行で逃走した後、事故を起こし、現場から徒歩で逃げたものの、最終的に地元警察が身柄を確保した。
容疑者は殺人罪や武装強盗などの容疑で訴追される見通し。報道によると、容疑者は銀行に入った後、すぐ発砲し、引き出しを物色した後に逃走したという。実際に現金が奪われたかどうかは明らかになっていない。
事件を受け、周辺の学校が一時封鎖されるなど地域社会に大きな影響が出た。銀行は声明で「従業員2人の命が奪われた悲劇に深い悲しみを感じている」と述べ、遺族や従業員への支援を行う方針を示した。
地元自治体も「地域の一員が失われた」として強い憤りと悲しみを表明し、再発防止と事件解明に全力を挙げる考えを強調した。米国で死者を伴う銀行強盗が発生したのは数年ぶりで、地域社会に大きな衝撃を与えている。
