英国でギネスビール盗難事件、約7万杯分、警察が行方追う
事件が起きたのは8月31日夜、リバプール近郊の工業団地にある保管施設だった。
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イギリス北西部のリバプール近郊で、アイルランド発祥のクリーミーな黒ビール「ギネス」約7万杯分に相当する樽が盗まれ、警察が捜査を進めている。チェシャー州警察によると、盗まれたギネスは約800樽で、総額は約11万5000ポンド(約2400万円)に上る。樽はパブなどに配送される予定だった。
事件が起きたのは8月31日夜、リバプール近郊の工業団地にある保管施設だった。警察によると、トラック2台が相次いで施設に入り、ギネスの樽を積んだトレーラーをそれぞれ連結して持ち去った。最初のトラックは午後7時55分ごろに現場を離れ、2台目は午後9時30分ごろに出発したという。
ビールを積んでいたトレーラー2台の価値も合わせると、被害総額は約20万に達する。警察は2人の男が犯行に関与したとみており、1人は短い黒いひげを生やし、ニット帽を着用していた。もう1人は帽子をかぶっていたという。トレーラーは白色の三軸カーテンサイド型で、物流会社GXOのロゴが付いており、車両番号は「DL736」と「DL542」だった。
チェシャー州警察は周辺の住民や運転手に対し、事件当時の目撃情報やドライブレコーダーの映像提供を呼びかけている。担当捜査官は「ギネスは購入し、代金を支払った場合にのみ飲むことができる」と述べ、盗まれたビールとトレーラーの回収を目指す考えを示した。
今回のギネス盗難は米カリフォルニア州で人気ビールブランド「Pabst Blue Ribbon(パブスト・ブルー・リボン、PBR)」約3万4000缶などが盗まれた直後に発生した。相次ぐビールの大量盗難が注目を集める中、英国警察は盗品の流通経路を含め、組織的な犯行だった可能性も視野に捜査している。
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