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スウェーデン議会選挙、左派野党が僅差で勝利、政権交代へ

開票率99.9%の時点で、野党側は349議席中175議席、右派は174議席となった。
2026年9月13日/スウェーデン、首都ストックホルム、社会民主党のアンデション前首相(ロイター通信)

スウェーデンで9月13日に行われた議会選挙(一院制、定数349)で、アンデション(Magdalena Andersson)前首相率いる中道左派の野党勢力が、クリステション(Ulf Kristersson)首相率いる右派の与党勢力を僅差で上回った。公共放送スウェーデン・テレビ(SVT)が16日に報じた。

それによると、開票率99.9%の時点で、野党側は349議席中175議席、右派は174議席となった。両勢力の票差はわずか2万6169票だった。

今回の選挙では、社会民主党を中心とする野党側が、左翼党、緑の党、中央党とともに議席を争った。一方、クリステション氏の右派陣営には穏健党、キリスト教民主党、自由党、スウェーデン民主党が加わっていた。99%の開票段階でも両陣営の差は1議席にとどまり、海外票などの集計が残っているものの、SVTは右派が逆転する可能性は低いと報じている。

注目されたのが、右派陣営を支えてきた極右・スウェーデン民主党の動向である。同党は2022年以降、クリステション政権を支援してきたが、今回の得票率は17.6%となり、第2党から第3党に下がった。社会民主党は28.1%で第1党となったものの、前回選挙から大幅に勢力を伸ばしたわけではない。

野党側が議会で過半数を確保できるかどうかは、今後の連立交渉次第である。現時点では野党側が175議席となっているが、複数政党による協力関係を維持しながら政権を構築する必要がある。

今回の選挙結果は、移民、治安、経済、社会保障などをめぐるスウェーデン国内の政治的対立を反映したものでもある。特にスウェーデン民主党の議席が減少したことで、これまで右派陣営で大きな影響力を持ってきた同党の位置づけにも変化が生じる可能性がある。

ただし、今回の結果だけで政策の方向性が確定するわけではなく、今後の連立協議と議会内の合意形成が焦点となる。

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