スペイン警察、セウタの浜辺から移民を移送、仮設施設への収容進める
作戦は現地時間の午前7時前に始まり、機動隊と軍が参加した。
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スペイン警察と軍は18日、アフリカ北西部のスペイン領セウタで、浜辺などに滞留している多数の移民を移送する作戦を開始した。7月末にモロッコから過去最大規模の流入が発生してから約7週間が経過する中、当局は路上や海岸での野宿を解消し、新設した一時収容施設への移送を進めている。
作戦は現地時間の午前7時前に始まり、機動隊と軍が参加した。移民の多くは収容施設に入れることを期待していた。当初は移送開始を歓迎する反応も見られたが、収容可能な人数が限られていたことから、移送ルートの入り口付近で人々が押し合うなど混乱が発生した。
ロイター通信によると、警察は混乱を抑えるためゴム弾を空中に発射し、警棒を使用した。その後、状況は落ち着き、移送が再開された。移民の多くは荷物を持って警察の誘導を受け、セウタ港方面へ移動した。
スペイン当局によると、7月末にはモロッコから7万2000人以上がセウタへ流入した。大半はその後、モロッコ側に戻ったものの、18日時点で約1万人がセウタに残っているとされる。この流入で多数の死者も確認された。セウタでは移民の受け入れ能力が大きな問題となっている。
当局はセウタ港に成人男性約1700人を収容できる仮設施設を整備した。一方、未成年者は成人男性用の施設とは分けて収容する必要があるため、すべての移民を一度に受け入れることはできない。
人権団体はスペイン当局の対応が遅く、欧州の移民政策で求められる最低限の収容環境を十分に提供できていないと批判している。あるNGOは約4000人が依然として浜辺や歩道など屋外で生活していると推計しており、今回の仮設施設だけでは足りないとの見方を示している。
