◎5階建て集合住宅の一室でガスボンベが爆発し、建物の一部が崩落した。
2022年11月19日/ロシア、極東サハリンのティモフスコエ、ガス爆発を起こした集合住宅(Russian Investigative Committee)

ロシア当局は19日、極東サハリンのティモフスコエにある5階建て集合住宅でガス爆発があり、子供4人を含む少なくとも9人の死亡を確認したと明らかにした。

ティモフスコエは樺太の中部に位置する。人口は約8000人。

当局によると、爆発はモスクワ時間の午前5時30分頃に発生したという。集合住宅の一室でガスボンベが爆発し、建物の一部が崩落した。

サハリン州知事はテレグラムの投稿で「救助隊が行方不明者の捜索を続けている」と報告した。知事によると、この建物に住んでいたことが判明している33人のうち数人と連絡が取れないという。

国営メディアは政府関係者の話を引用し、「爆発の影響を受けた住民に避難所を提供し、一家族に見舞金50万ルーブル(約110万円)、犠牲者の遺族には100万ルーブルを支払う予定」と報じている。

ボンベが爆発した理由は明らかになっていない。

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