◎救助隊がヘリで周辺を捜索した結果、高度900メートルほどの山岳地帯で残骸を発見した。
ロシア空軍のヘリコプター(Getty Images)

ロシア極東カムチャツカ半島で観光客らを乗せたヘリコプターが墜落した事故について、緊急事態省は1日、これまでに17人の遺体を発見し、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。

このヘリには乗客19人と乗員3人が搭乗し、中心都市ペトロパブロフスクカムチャツキー西方の火山周辺を8月31日に離陸したものの、目的地に到着しなかった。

国営タス通信は当局者の話しとして、「ヘリは悪天候により墜落した可能性が高い」と伝えている。

非常事態省によると、救助隊がヘリで周辺を捜索した結果、高度900メートルほどの山岳地帯で残骸を発見したという。

墜落したヘリの機種はミル8(Mi-8)とみられる。

ミル8は1960年代に設計され、ロシアだけでなく、近隣諸国やその他の国でも広く使用されている。

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