ロシア軍、ウクライナ首都を12時間超にわたり攻撃、12人死亡、6日連続の大規模空襲
ウクライナ空軍によると、今回の攻撃では弾道ミサイルや巡航ミサイル、対レーダーミサイルに加え、218機の自爆ドローンやおとり用ドローンが投入された。
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ロシア軍が8月31日から9月1日にかけて、ウクライナの首都キーウと周辺地域に12時間以上にわたる大規模なミサイル・ドローン攻撃を行った。ウクライナ当局によると、キーウ州などで少なくとも12人が死亡し、子どもを含む多数の負傷者が出た。首都に対する大規模な空襲は6日連続となり、長期化する戦争の中で市民生活への圧力が一段と強まっている。
ウクライナ空軍によると、今回の攻撃では弾道ミサイルや巡航ミサイル、対レーダーミサイルに加え、218機の自爆ドローンやおとり用ドローンが投入された。キーウでは住宅地や鉄道関連施設などが被害を受け、鉄道施設への攻撃では複数の鉄道職員が死亡した。キーウ当局は複数の建物やインフラが損傷し、救助隊が現場で消火や救出活動に当たったと発表した。
攻撃は首都だけにとどまらず、複数地域に及んだ。ウクライナ側はロシア軍が住宅や民間インフラを攻撃しているとして、相次ぐ空襲の目的は市民を疲弊させ、日常生活を破壊することにあると批判している。一方、ロシア国防省は軍事関連施設を攻撃したと主張し、民間人を意図的に標的にしているとの見方を否定している。
ウクライナ側もロシア領内への大規模なドローン攻撃を続けている。ロシア側の発表によると、9月1日にもウクライナの無人機攻撃によってロシア国内の石油関連施設などで火災や損傷が発生した。双方が相手国のインフラを標的とする攻撃を強める中、戦争は軍事施設だけでなくエネルギー、交通、経済活動にも大きな影響を及ぼしている。
今回の連続攻撃はロシアとウクライナの和平協議が進展しない状況とも重なる。ウクライナは防空能力の強化を西側諸国に求めており、特に弾道ミサイルへの対応能力が課題となっている。ロシアによる大規模攻撃が連日続くことで、ウクライナの防空網や市民生活への負担はさらに増している。
停戦に向けた外交努力が続く一方、現地では攻撃の応酬が激しさを増し、戦争終結への道筋は全く見通せない状況にある。
