◎チェコ中銀の利下げは7会合連続。
チェコ中央銀行本店(Getty Images)

チェコ中央銀行は25日、インフレ率の低下と景気回復が予想以上に遅れていることを受け、主要政策金利0.25%引き下げた。同行の利下げは7会合連続。

今回の利下げもアナリストの予想通り、金利は4.25%となった。

中央政府の統計によると、24年第2四半期のGDP成長率は前年同月比0.6%増。第1四半期は0.3%増であった。

8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.2%増。目標値の2.0%に近づいた。

チェコ中銀の利下げは7会合連続。23年12月に1年半ぶりとなる利下げを行い、2月、3月、5月、6月にそれぞれ0.5%、8月に0.25%引き下げた。

同行は2024年の成長率を1.2%と予測している。

欧州中央銀行(ECB)も9月12日に金利を3.75%から3.5%へ2度目の利下げを行った。

連邦準備制度理事会(FRB)も先週、4年ぶりにフェデラルファンド(FF、短期借入)金利を0.5%引き下げた。

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