◎ツェルマットはバレー州のリゾート地であり、スイスとイタリアの国境の山「マッターホルン」の麓に位置する。
アルプス山脈のマルモラーダ山中腹(Luca Bruno/AP通信)

スイスのリゾート地ツェルマット近郊で雪崩が発生し、米国人を含む3人が死亡、1人が重傷を負った。警察当局が1日、明らかにした。

それによると、雪崩はツェルマット近郊の山岳地帯で午後2時頃に発生。15歳の米国人少年と身元不明の男性と女性が死亡、20歳のスイス人男性が負傷したという。

山岳救助隊が4人を発見、重傷を負った男性をヘリで病院に搬送した。

バレー州警察は声明で、「3人の死亡を確認した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

連邦検察が現場に捜査官を派遣し、調査している。

ツェルマットはバレー州のリゾート地であり、スイスとイタリアの国境の山「マッターホルン」の麓に位置する。

ツェルマットでは先月にもクロスカントリースキーヤー6人が行方不明となり、その後、5人が遺体となって発見された。救助隊は6人目の捜索を断念している。

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