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トランプ氏「イランが取り引きに応じなければ指導部排除」

トランプ氏はホワイトハウスの記者団に対し、イランが合意に達しなければ「指導部の壊滅」を意味する対応を取る可能性があると述べ、大規模な攻撃を示唆した。
2026年8月2日/エアフォースワン機内、記者団の取材に応じるトランプ米大統領(ロイター通信)

トランプ(Donald Trump)米大統領は3日、イランが米国との取り引きに応じなければ「壊滅的な結果」に直面する可能性があると警告した。トランプ氏はイランとの協議が進行中だとしながらも、今回の交渉が事態の悪化を防ぐ「最後の機会」だとの姿勢を示した。両国間の緊張が高まる中、軍事行動の可能性をちらつかせながら外交的圧力を強めている。

トランプ氏はホワイトハウスの記者団に対し、イランが合意に達しなければ「指導部の壊滅」を意味する対応を取る可能性があると述べ、大規模な攻撃を示唆した。一方で、現在行われている協議については「うまく進んでいる」との認識も示し、外交による解決の余地を残していると強調した。

今回の発言の背景には、米国とイランの間で続く軍事的対立がある。トランプ氏はこれまで、イランの核開発や地域での軍事活動を問題視し、制裁や軍事的圧力を通じて譲歩を迫ってきた。今回の交渉では、イランの核問題や地域の安全保障をめぐる取り決めが焦点となっている。

トランプ氏は週末、イランへの大規模攻撃を一時見送ったと表明し、合意に向けた時間を与える考えを示した。米側は軍事的選択肢を維持しながら、交渉によって緊張緩和を図る姿勢を示している。

一方、イラン側の対応は慎重で、米国の主張する交渉の進展については異なる見方も出ている。イランはこれまで、米国の圧力や一方的な要求に反発し、核問題をめぐる協議でも自国の主権や安全保障上の利益を重視する姿勢を取ってきた。

米国とイランの対立は、中東地域全体の安定にも影響を及ぼしている。両国間で軍事衝突が拡大すれば、原油輸送や国際経済への影響は避けられない。特に中東の主要航路をめぐる緊張は、世界のエネルギー市場に不安を与える要因となっている。

トランプ氏の強硬な発言はイランに譲歩を迫る狙いがあるとみられるが、圧力の強化が合意につながるかは不透明だ。今後の協議が進展するか、それとも軍事的対立が再び激化するかが注目されている。

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