米国熱波、各地で気温上昇、ウィスコンシン州のボート事故で子ども3人死亡
南部ウィスコンシン州では嵐によりレジャーボートが転覆し、子ども3人が死亡する痛ましい事故が起きた。
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米国の独立記念日(7月4日)の連休中、中西部から北東部にかけて猛暑と暴風雨が相次ぎ、各地で停電や交通機関の混乱、イベントの中止が相次いだ。中でも南部ウィスコンシン州では嵐によりレジャーボートが転覆し、子ども3人が死亡する痛ましい事故が起きた。
事故は4日、観光地として知られるジェニーバ湖で発生した。地元警察によると、このボートには大人6人と子ども4人の計10人が乗船。乗員らは天候の急変を受けて岸へ向かおうとしたが、突風と高波に巻き込まれ、浸水して転覆・沈没した。救助隊は大人6人と子ども1人を救助したものの、行方不明となっていた子ども3人はその後死亡が確認された。当局は、4人の子ども全員がライフジャケットを着用していたことを明らかにしており、事故原因を詳しく調べている。
暴風雨は湖周辺にも甚大な被害をもたらした。倒木や電線の切断によって道路が通行不能となり、一部地域で停電が発生した。レイク・ジェニーバ市の市長は非常事態を宣言し、市民に対して切れた電線には近づかないよう注意を呼びかけた。
今回の嵐はウィスコンシン州だけでなく、ミシガン州、イリノイ州、オハイオ州、ペンシルベニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州など広い範囲に及び、一時約100万戸で停電が発生した。鉄道の運休や遅延も相次ぎ、多くの自治体が独立記念日の花火大会や祭りを中止または延期した。
一方、米国各地では熱波も続き、北東部では4日の日中に気温が急上昇した。気象台は今後も雷雨を伴う不安定な天候が続く見通しを示し、急激な天候の変化に注意するよう呼びかけている。今回の事故は夏のレジャーシーズンにおいても、突発的な気象変化が重大な事故につながる危険性を改めて浮き彫りにした。
