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コートジボワール豪雨、59人死亡、捜索・救助活動続く

コートジボワールでは毎年5月から7月の雨季にかけて、大雨による洪水がたびたび発生する。
2026年6月30日/アフリカ西部・コートジボワール、アビジャン近郊、大雨により冠水した道路(AP通信)

アフリカ西部・コートジボワールで大雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、政府は7月1日、今年に入ってからの死者が59人に達したと発表した。当局は行方不明者の捜索を続けており、今後も犠牲者が増える可能性があるとして警戒を強めている。

ワタラ(Alassane Ouattara)大統領の報道官は閣議後の記者会見で、豪雨に伴う洪水被害が全国各地に広がっていると説明した。被害はアビジャンを中心に深刻化しており、住宅や道路などのインフラが浸水・冠水したほか、土砂崩れによる建物の倒壊も相次いだ。救助隊が行方不明者の捜索や住民の避難支援を続けているが、天候が不安定な状態が続いているため、救助活動は難航しているという。

コートジボワールでは毎年5月から7月の雨季にかけて、大雨による洪水がたびたび発生する。今年は特に降雨量が多く、都市部では排水設備の不足や無秩序な宅地開発も被害を拡大させる要因となっている。政府は低地や土砂崩れの危険がある斜面周辺の住民に対し、避難勧告や安全指示に従うよう呼びかけるとともに、危険区域への立ち入りを控えるよう求めている。

隣国ガーナでも記録的な大雨となり、首都アクラや港湾都市テマを中心に浸水被害が発生、多数の住民が避難を余儀なくされた。西アフリカ一帯では近年、極端な降雨による洪水災害が頻発しており、各国で防災インフラの整備や災害への備えが課題となっている。

世界気象機関(WMO)はアフリカの温室効果ガス排出量が世界全体で見ると極めて少ない一方で、気候変動の影響を最も受けやすい地域の一つだと指摘している。近年は集中豪雨や洪水、干ばつなどの異常気象が相次ぎ、人命や農業、生計への被害が深刻化している。コートジボワール政府は雨季が終わるまで厳重な警戒態勢を維持するとともに、被災者への支援や復旧活動を進める方針である。

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