米ネバダ州で山火事急拡大、数時間で42平方キロ焼失、リノ周辺で避難広がる
火災はリノ北西部の山間部で発生、急速に燃え広がり、避難命令・警告の対象地域も拡大した。
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米西部ネバダ州リノ近郊で8月22日に発生した山火事が急速に拡大している。火災は強風や乾燥した植生の影響を受けて猛烈な勢いで燃え広がり、22日夜までに焼失面積は42平方キロメートルを超えた。地元当局によると、複数の建物が全焼し、約1000戸の住宅が脅威にさらされている。
火災はリノ北西部の山間部で発生、急速に燃え広がり、避難命令・警告の対象地域も拡大した。ワショー郡保安官事務所などは住民に対して、避難命令が出た地域から速やかに退避するよう呼びかけている。報道によると、複数の避難所が開設された。
火災の拡大に伴い、交通や電力など地域インフラにも影響が及んでいる。国道395号線の一部が閉鎖されたほか、リノ北部では停電も発生した。空港も一時閉鎖され、医療機関では安全確保のため患者を別施設へ移送する対応が取られた。
ネバダ州知事は火災の急速な拡大を受け、ワショー郡に非常事態を宣言した。消防当局は今回の火災が風に大きく左右される「非常に動的な火災」と説明し、風にあおられた火災が住宅地へ急速に到達することで、住民の生命や財産を脅かしていると指摘した。
この山火事は発生からわずかな時間で急拡大しており、現時点で鎮火の目途は立っていない。リノ周辺では高温と乾燥した環境が続いている。当局は住民に対し、避難情報を常に確認し、命令が出た場合には早めに避難できるよう必要な荷物をまとめておくことを求めている。
今回の火災は米西部で続く山火事シーズンの深刻さを改めて浮き彫りにした。
