バルト3国などで暴風雨、2人死亡、50万世帯超が停電
8月22日から23日朝にかけて暴風と大雨が続き、少なくとも2人が死亡したほか、ラトビアとリトアニアだけで50万世帯以上が一時停電した。
.jpg)
バルト地域を強力なサイクロンが襲い、ラトビアとリトアニアを中心に大きな被害が出ている。8月22日から23日朝にかけて暴風と大雨が続き、少なくとも2人が死亡したほか、ラトビアとリトアニアだけで50万世帯余りが一時停電した。ラトビアの気象当局は今回の嵐について、2005年以来、同国で最も深刻な影響をもたらした暴風雨のひとつとの認識を示した。
ラトビアでは首都リガで30メートルの強風を観測し、建物の一部が損壊するなどの被害が発生した。25万世帯以上が一時停電し、携帯電話サービスや公共交通機関にも影響が及んだ。ラトビア南部では建物の倒壊によって1人が死亡した。
隣国リトアニアでも20万世帯以上が停電し、倒木によって1人が死亡した。エストニアでは西部や北部を中心に強風が吹き、フェリーや鉄道の運行に影響が出た。さらにポーランド北東部でも10万世帯以上が停電し、地域をまたいで広範囲に社会インフラが混乱した。
航空交通にも影響が及び、ラトビアのリガ国際空港では複数の便が遅延したり、目的地を変更したりする措置が取られた。大雨により道路や住宅地への浸水も懸念され、各国で送電網の復旧作業が進められた。
今回の暴風雨では、ラトビアでわずか1日で平年8月の月間降水量の半分に相当する雨が降った地域もあった。
