◎コロナウイルスに感染した40歳の容疑者は、体温が40度以上あるにもかかわらず職場とジムに通い続けた。
スペインの国旗柄のマスク

地元メディアによると、スペインでコロナウイルスを故意に拡散させた40歳の男が暴行容疑で逮捕されたという。

コロナウイルスに感染した容疑者は、体温が40度以上あるにもかかわらず職場とジムに通い続けたと伝えられている。

スペインの警察当局は4月24日の声明で、「容疑者はマヨルカ島の職場でマスクをはずし、同僚の前で何度も咳をし、コロナをバラまくと言いました」と述べた。「検査の結果、容疑者と同じ職場の同僚5人と、ジムの常連客3人がコロナに感染しました」

「今年初めにコロナの症状を示した容疑者は、医療機関と職場の自宅待機指示に従いませんでした」

地元メディアによると、容疑者と接触した職場の同僚の家族や関係者など合わせて14人もその後の検査で陽性を示したという。

容疑者は島の保健所でPCR検査を受け、結果が判明するまで自宅にとどまるよう指示されていた。

警察当局者は記者団に対し、「容疑者は同僚に自宅に戻るよう指示されましたが、拒否しました」と述べた。「容疑者はマスクを外して咳をし、同僚にコロナウイルスをバラまくと言いました...」

匿名を条件に取材に応じた容疑者の同僚は地元メディアの取材に対し、「容疑者の挙動は明らかにおかしかった」と述べた。

警察によると、感染した22人は軽傷もしくは無症状で、重症化した人はいないという。容疑者は取り調べに対し、「警察は感染者をバイキン扱いし、差別しています」と述べたと伝えられている。

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