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▽全国の少なくとも4つの刑務所の外で職員の車が放火された。
フランス、南部トゥーロンの刑務所(AP通信)

フランス当局は15日、麻薬撲滅に向けた政府の新たな取り組みへの反応として、複数の刑務所が銃撃や放火の標的になっていると発表した。

最近の事件では南部の港町トゥーロンの刑務所に向けて何者かが発砲。負傷者はいなかった。他の場所では刑務所の外で車が放火されている。

ダルマナン(Gerald Darmanin)法相はX(旧ツイッター)への投稿で、「いくつかの刑務所で職員を脅迫しようとする試みがなされている」と書いた。

またダルマナン氏は「麻薬密売に対する政府の対策・取り締まりは犯罪ネットワークを崩壊させるだろう」と強調した。

対テロ当局は詳細を提供することなく、「事件の調査を主導する」とだけ述べた。国内治安総局(DGSI)も関与するとのこと。

ルタイヨー(Bruno Retailleau)内相は15日、Xに声明を投稿。「刑務所の職員と施設を守るため、関係当局と警察に警備を強化するよう指示した」と明らかにした。

当局によると、全国の少なくとも4つの刑務所の外で職員の車が放火されたという。マルセイユでは建物に火炎瓶が投げつけられた。

警察が昨年押収したコカインは47トン。23年の2倍以上となった。

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